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玄米と米糠(胚芽・表皮)を麹菌で発酵させた食品FBRA(ふぶら)の学術研究

がんの抑制 肺の発がんを抑制する

がんの抑制 肺の発がんを抑制する

FBRA(ふぶら)には、マウスの肺の発がんを抑制する作用があることが示されました。

※この結果は直ちにヒトに適応できるものではありません。

肺の発がんを抑制するよ!

Chemopreventive effects of fermented brown rice and rice bran against 4-(methylnitrosamino)-1-(3-pyridyl)-1-butanone-induced lung tumorigenesis in female A/J mice. Phutthaphadoong S, et al., Oncol Rep., 2009
岐阜大学大学院 医学系研究科 腫瘍制御学講座 腫瘍病理学分野

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肺がんの発生率の変化

肺がんの大きな要因の一つであるたばこ。その煙に含まれる発がん物質のひとつであるNNKを使った肺がんの発がんを、FBRA(ふぶら)が抑えるかどうかを調べました。マウスを以下の3つのグループに分け、肺がんの発生率を比較しました。

マウスのグループ分け

肺がんの発生率の比較

肺がんの発生率の比較

マウスAFBRA(ふぶら)のない普通食を与えたグループ

マウスBFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘発時に与えたグループ

マウスCFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘導後に与えたグループ

腺腫の数

腺腫の数

*p<0.04

**p<0.006

マウスAFBRA(ふぶら)のない普通食を与えたグループ

マウスBFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘発時に与えたグループ

マウスCFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘導後に与えたグループ

がんのサイズ

がんのサイズ

*p<0.04

マウスAFBRA(ふぶら)のない普通食を与えたグループ

マウスBFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘発時に与えたグループ

マウスCFBRA(ふぶら)を含む餌を発がん誘導後に与えたグループ

その結果、発がん誘導時にFBRA(ふぶら)を与えたグループにおいて、腺腫のできた数が有意に少なくなりました。また、発がん誘導後にFBRA(ふぶら)を与えたグループでは、腺腫のできた数が有意に少なくなり、がんのサイズも有意に小さくなりました。
また複数あるNNKの発がん経路の一つに関連する遺伝子(cyp2a5)の肺における発現を調べました。その結果、FBRA(ふぶら)を与えるとcyp2a5遺伝子の発現が抑制されることがわかりました。

従ってFBRA(ふぶら)には、肺がん誘導期と誘導後においてcyp2a5遺伝子の発現を抑制し、がん細胞の増殖を抑える作用があることが確認されました。

関連文献
  • Preventive effect of fermented brown rice and rice bran on diethylnitrosoamine and phenobarbital-induced hepatocarcinogenesis in male F344 rats. Katyama M, et al., Oncol Rep., 2003(肝がん)
  • Chemopreventive effect of fermented brown rice and rice bran on 4-nitroquinoline 1-oxide-induced oral carcinogenesis in rats. Long NK, et al., Oncol Rep., 2007(口腔がん)

発がんのメカニズム

「がん」とは?

「がん」とは、細胞増殖が自律的に制御されなくなった細胞の集団のなかで、周りの組織に悪影響を与える細胞集団のこと。「悪性腫瘍」とも呼びます。また、周りの組織に悪影響を与えないものは「良性腫瘍」「異形成」「ポリープ」などと呼ばれています。

悪性腫瘍への進行

多くのがんは正常な組織から突然発生するわけではなく、「前がん病変」や「良性腫瘍」を経て段階的にがん化すると考えられています(多段階発がん説)。「前がん病変」はある特性の遺伝子に突然変異が生じて発生します。この細胞に更に突然変異が起こり、遺伝子の異常が蓄積することで、「良性腫瘍」を経て「悪性腫瘍」へと進行すると考えられています。

細胞のがん化への経過細胞のがん化への経過

人は通常に生活していても、毎日数千個単位で遺伝子の突然変異が生じていると言われます。しかし健康な人の場合は、細胞の自己修復や免疫系による排除が行われるので、直ぐにがん化する訳ではありません。
しかし、一度がん化するとその後の経過は早く数年で進行がんとなり転移を起こします。

■上皮がんのステージ

上皮がんのステージ

※形式上順番に記載していますが、異形成と上皮内がんはしばしば共存するので、両者の間は必ずしも明瞭な区別がつけられない場合が多いです

各組織の説明

正常細胞 Normal cell

  • 細胞は規則正しく並んでいる
  • 細胞増殖はきっちり制御されていて、過剰に増える事は無い

正常細胞 Normal cell

過形成 Hyperplasia

  • 組織の見た目は正常細胞と同じだが、細胞数は多くなっている
  • 細胞の形は正常(たまに肥大しているものもある)
  • 細胞同士は規則正しく並んでいる
  • 腫瘍発生前に見られる反応
膀胱がんの論文では過形成も2種類に分けています。
過形成(simple hyperplasia)
通常の過形成
結節性過形成(nodular hyperplasia)
結節(1センチ以上の隆起)を伴う過形成
胃がんの論文では少し変形した過形成について評価しています。
異型増殖症(atypical hyperplasia)
過形成よりも組織は歪んでいる

過形成 Hyperplasia

異形成 (低度の異形成)
Dysplasia(low grade dysplasia)

  • 細胞の大きさが不揃い
  • 異常な形の細胞
  • 細胞の並びに規則性が無くなる
  • 組織に盛り上がりが見える(ポリープなど)
  • 病理学的に異常な増殖をする
  • 一番初期の前がん病変
  • 良性腫瘍のカテゴリーに入る

異形成(低度の異形成) Dysplasia(low grade dysplasia)

上皮内がん (高度の異形成)
Carcinoma in situ(High grade hyperplasia)

  • 低度の異形成よりも細胞の形は変形している
  • 組織の形もより変形している(ポリープなど)
  • 浸潤性はないので転移しない
  • 浸潤性がないため、良性腫瘍のカテゴリーに入る
論文で「腺腫」「乳頭腫」と表記されている物はこのカテゴリーに分類されます。
  • 腺腫 分泌腺の腫瘍
  • 乳頭腫 上皮細胞で突起している腫瘍(ポリープに類似)

上皮内がん(高度の異形成) Carcinoma in situ(High grade hyperplasia)

がん Carcinoma,invasive carcinoma

  • 浸潤性をもった腫瘍
  • 浸潤性があるため悪性腫瘍のカテゴリーに入る
論文で「腺癌」「肝細胞癌」「扁平上皮癌」「肉腫」と表記されている物はこのカテゴリーに分類されます。
  • 腺癌 分泌腺由来の癌
  • 肝細胞癌 肝細胞由来の癌
  • 扁平上皮癌 扁平上皮細胞由来の癌
  • 肉腫 上皮細胞以外の癌

がん Carcinoma,invasive carcinoma

遺伝子に異常を起こす原因と考えられるもの

  • 変異原物質
    (アゾキシメタン・ニトロソ化合物・肉や魚のコゲ ect)
  • 活性酸素
  • 腫瘍ウイルス(肝炎ウイルス etc)
  • 放射線(紫外線、レントゲン写真撮影(X線) etc)など

遺伝子に異常を起こす原因